キーボードの取りこぼし

iPod touchのユーザーレビューは各所で見かけるのですが、キーボードに関する記述があまり無いように思えます。
大まかに書けば、癖のあるソフトキーボードは使いにくいとか慣れるとそんなに違和感はないくらいな感じがしています。
私的にはキーボードに慣れるためにはてな日記のエントリをiPod touchから行うということを無理矢理やっています。
メモ帳もない、カレンダーの追加編集も効かないとなると文字入力する機会は非常に限られた場合となるため、使わなければ慣れないといったところです。
両手親指入力でタイプミスも少なくなってきていますが、苦手なキーは「s」と「m」。
「s」は「a」とのタイプミス、「m」はタイプを認識されない(「n」と「m」の中間をタッチしちゃうようで、タッチの認識がされないようです。)
特に「m」は認識されない度ナンバーワンです。何故かこのキーだけが認識されないです。他のキーはとなりの文字が反応するといった感じなので、不思議に感じています。
これらはユーザの習熟度等がタイプされない部類になりますが、それ以外にも気になることが数点。
まずは、引っかかり。裏で動いているアプリが多いときやキー入力バッファが溜まってしまったときと思われますが、キーボードの動きが止まります。
iPod touchのキーボードはタイプしたところが拡大するようになっていますが、拡大したまましばらくフリーズといった状況が発生することが多々あります。
これが非常にかったるいです。タイプミスならば打ち直せばいいのでしょうが、入力を受け付けないというのは始末に負えません。
もう一つは、タイプしているのかしていないのかわからないケース。私はキーをタイプするときにデフォルトのままですが、「ピッ」という効果音を鳴るようにしています。
これもキー入力バッファが溜まったときでしょうか、「ピッ」と鳴らないのにキー入力を受け付けているといった状況。
効果音が鳴らないので、入力していないと思って再度タイプしちゃうんですよね。そうすると「mm」とか入力されてたりするわけで、困りものです。
で、この症状も一番多く発生するのが、前述した「m」なんですね、やっぱり。
これってwebを見ていていても同様の症状の報告を見つけることが出来ないので、個体差なのかハズレなのかと日々心配する毎日です。
とはいえ、購入前に心配を裏切るようにソフトキーボードとしてはこれまでにないくらい入力しやすいとは感じています。
グラフィティ領域に貼り付けるキーボード「ThumbType」のような製品が出ればもっと入力はしやすくなるんじゃないかなと思っています。
もちろん貼り付けじゃなくてアタッチメント的に使うときだけ装着するような感じじゃないと困るんですけどね。