正直微妙なZERO3

ZERO3を使用し始めてから約3週間が過ぎました。この間、M1000はほとんど使わずZERO3中心に使用してきました。テーマとしてはWindows Mobileはザウルス、M1000を自分の中で凌駕できるか、ということでした。
はっきり言って、デビューからかなりの月日となったZERO3ですからさんざん言いつくされていることが多いことは承知していますが、ダラダラと書いていきます。
とりあえずザウルスでやっていたことを置き換えるべく(基本的にM1000も同様にやってきたわけですが)、現在までにインストールしたソフトは
easydial、GSFinder、LANMAN、NetFrontNextTrainOpera、ROSE、SNTPc、TCPMP、UKTvList、2++といったところです。
Todayはノーマルのままとしてます。これはあまり不満にも思ってないところもあるので。
私的な使い方としては、PDAに求めていることはほぼこれでこなすことが可能です。そういった意味では満足度は高いというところでしょうか。
ハードとしても、キーボードの付いた端末ということで、手軽に文字を打てるのはすごくいいです。親指入力が基本でしょうが、机などに置いて両手でタイプすることも可能だったのはザウルスっぽく運用できて満足しています。
ただ、スマートフォンという位置づけから言うとどうかとなると、少し評価がマイナスとなってきます。
これは、その前にM1000を使っているためかとも思うのですが、電話機としての使い勝手が悪すぎます。デカイことは買う前からわかっていましたので大して気になりません。敢えて言うなら左手で電話を持って話をする自分にとっては電話を切るボタンが遠いというところでしょうか。
気になるのはかけるときの作法でしょうか。どうも携帯電話とあまりにもかけ離れたかけ方にびっくりしました。(電話かけるボタン押してからかける相手を選ぶやり方です)
これはM1000のほうが自然だなと思っています。
よくかけるところはショートカットを作成するとかありますけど。
データ通信時の着信についてはわかっていたこととはいえ、何とかならないものでしょうか。一台で全てを済ませたい人にはホントにマイナスですよね、これはすっかり言いつくされているとは思いますが。
電池に関しても厳しいですね。聞いていた通り持ちません。基本的には外部電源であるMyBattryを持ち歩くようにしたために切れることはないのですが、どうしても今までの端末と比べてしまうところです。
あとはWindowsMobileの不可解な動作でしょうか。フリーズしてるわけでもなく動いているものの、通信ができなかったり、決定キーが効かなかったり、MSクオリティなのでしょうか。確かにリセットが度々必要な端末だなと思っています。(もちろん、導入しているソフトの影響もあるかもしれませんので一概にOSのせいとは言えませんが。)


だらだらと気がついたところで書いていくとこんなところかもしれません。普段、「あ〜、ここ何とかならんのか?」みたいなことが他にもあるような気もしますけど。
私的にはスマートフォンとしてはM1000の方がいいと思ってしまいました。というか、キーボードの付いたM1000ならなお良いというところ。もちろん、定額プランもあるので何がなんでもM1000が良いとも言いきれません。
ただ、いくつかのソフトを導入して、また導入せずともリリースされているソフトを見ているとき、様々な機能を付加するソフトがホントに多いと思いました。これは非常にうらやましいですね。
ネイティブで動くソフト、M1000では少なすぎ。
現在自分がZERO3に導入しているソフトがM1000でもあればと思ってしまいました。(全くないわけではないですが、少ないですよね。)
今年、ドコモからもキーボード付きのWindows Mobile端末が登場するようですが、実際使ってみるとソフトさえ揃えばsymbianがいいなと思いました。
ソフトがないから結局WindowsMobileの方が便利なんでしょうけどね。
ソニエリのP990、日本で出してくれないかなぁと感じています。(私のMS嫌いというのもあるとおもいますけど。(笑)
便利な面が多いだけにZERO3の評価は微妙です。ドコモにはない定額や、このようにメールでBLOGにも投稿が可能。
うぅ〜ん、ビジネスFOMAiモードメールだけは使えるようにして欲しいです。
文句があるなら使わなきゃいいじゃないかと怒られそうですが、結果的には現状便利な点の方が不満点を上回っているとおもいますので、最低でもドコモの次期スマートフォンリリースまでは使うと思います。
それ以前に使用をやめるとしたらM1000のソフトが充実したときでしょう。(ものすごく他力本願ですが)
当面M1000との併用となるわけで、そんなわけで今一番希望しているのはミッシングシンクのZERO3対応。それができればスケジュールについてはM1000でもZERO3でも状況によって持ち出す端末を選択できるようになるからです。
今の状態は、両端末ともものすごく中途半端。少々悲しいところですね。